お店で購入した熱帯魚の運び方
大型水槽メンテナンススタッフのブログ
こんにちは!アクアクリエイトj ブログ担当のチカです。
もう8月になりましたね!札幌はそこまで気温は高くないですが、ジメジメした天気の今日この頃です・・。
とはいえ世間の夏休み期間は北海道でも猛暑になることも十分にありますので、
今回のブログでは、特に真夏に気を付けたい「熱帯魚をお店で購入した後の運び方」をお伝えしていきたいと思います。
水温変化への対策
アクアリウムのショップ等で熱帯魚を購入すると、店員さんが下記のように準備してくれます。
(1)厚手のビニール袋に熱帯魚と水(元々いた水槽のもの)を入れる
(2)酸素ガスをつめる
(3)ビニール袋の口を輪ゴムで留める
こうして酸素パッキングした状態であれば、おおよそ半日~丸一日ほど、酸素欠乏もなく輸送ができます。
しかしながら、酸素は十分でも水温は私たちが注意しないと簡単に変化してしまいます。
熱帯魚は水温の変化に弱いですので、特に冬や真夏はしっかりと対策をする必要があります。
できる限り早く自宅の水槽に移す
真夏(30℃を超える日など)は、可能なだけ早く自宅に帰り、水槽に移してあげるようにしましょう。
早く移せない場合はパッキングの上から対策を
帰宅まで時間がかかる場合は、ショップに対してそのことを伝えます。
ひとまわり大きな袋に、水も酸素も十分につめてもらうようにしましょう。
親切なショップですと、酸素パッキング後さらに専用シートや新聞紙などで包み、保温に気を使ってくれる場合もあります。
もしやってもらえない場合も考えて、ショップに行く前に自分で包む材料を用意しておくとより安心です。
輸送中のストレスにも注意
輸送中に、大きな振動や揺れをできる限り与えないよう気を付けましょう。
熱帯魚はデリケートですので、刺激を避けることが大切です。
車で運ぶ場合、いつもよりも更に慎重に、穏やかにアクセル・ブレーキ。
気持ちとしては、赤ちゃんを乗せているときと同じです。
熱帯魚は小さいからこそ、より丁寧に輸送しましょう
輸送時の刺激は、熱帯魚にとって(これはあくまでも想像ですが)私たち人間が地震に揺られて驚くのと同じくらいの刺激なのではないだろうか?とよく考えることがあります。
そもそも海外から輸入される際には、更に長い期間刺激に耐えてショップまで辿り着いているのですから、自宅に移動するときくらいは、せめてなるべく負担軽減できればと、今回お伝えしました。
参考にしていただければ幸いです。
以上、水槽設置とメンテナンスで空間に潤いをお届けする、アクアクリエイトj チカでした!
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