アクアクリエイトj

こんにちは。アクアクリエイトj ブログ担当のチカです！

そろそろ北海道も気温が0度を超える日が増えてきて、
あたたかいな～と感じる今日この頃です。
このまま春になってくれることを願いつつ・・

さて前々回のブログで、お魚には適正な水温があることをお話ししました。
今回は、寒い冬にも水槽を一定温度に保つために欠かせない器具、「ヒーター」と「サーモスタット」について、もう少し詳しくお伝えしたいと思います。

熱帯魚が日本の季節に適応するには、ヒーターが必須

年中気温が20～30℃前後の熱帯地方と違い、日本には季節がありますね。
日本の晩秋～早春は、水温が低下する時期です。

また、水槽中の世界は自然ではありえない少量の水で成り立っています。
そのため昼と夜とで温度差が生じやすいです。

上記２点は、小さな体の魚にとって体力を消耗する原因となってしまいます。

そこで必須となるのが、ヒーターとサーモスタットを使って水温管理を行うことです！
この２つがあることによって、水温を一定に保つことができます。

ヒーターは、通電して熱を発生させる器具です。
単独で使用すると、通電している間はずっと温めつづけます。
つまり、直接コンセントにつないで使うと、そのうち水槽内がぐつぐつの熱湯になるんですね(^^;)

そのため、「サーモスタット」と必ず併用して使います。

ヒーターとつなぐと、ヒーターのON/OFFをコントロールしてくれるセンサー式の器具がサーモスタットです。
水温を好きな温度に設定できます。
付属しているセンサーを水槽の中に設置しておくと、水温を検知し、
設定水温より高くなっていればヒーターの通電をOFFに。
低くなれば、ONに切り替えてくれます。

また、ヒーターが通電しているかどうかは、パイロットランプでわかります。

オートヒーターは、サーモスタットが内蔵されているヒーターで、最初から設定温度が決められています。
（23℃固定や26℃固定、その他色々な種類有）

このタイプであれば、サーモスタットと併用する必要はありません。

オートヒーターは器具が一つで済むので配線がスッキリしますし、価格もお手頃です。
しかし当社の経験上壊れやすかったり、設定温度を変えられないなど不便な面もあるため、
長期的に見ますと、ヒーター＋サーモスタットのほうがおすすめです。

↑後ろに見えている横長の器具が、ヒーターです！

このように、ヒーター＋サーモスタットは水温を一定にしてくれる、本当に大事な器具です！

こういった器具の動作チェックも含め、メンテナンスさせていただいている水槽の熱帯魚たちの健康維持に、日々努めています。

以上、水槽設置とメンテナンスで空間に潤いをお届けする、アクアクリエイトj チカでした！