熱帯魚水槽の水温について
大型水槽メンテナンススタッフのブログ
こんにちは、アクアクリエイトjブログ担当のチカです。
今回は、熱帯魚水槽の適切な水温についてお伝えしたいと思います。
熱帯魚にとって適正な水温は?
熱帯魚と聞くと、「暑い地域に住んでいるお魚 = 水温が高くてもOK」といったイメージが湧く方もいらっしゃるかもしれません。
実は、熱帯魚は基本的に30℃超えの高い水温が苦手で、25℃前後が適正な水温と言われています。
エンゼルフィッシュやネオンテトラの故郷であるアマゾン川の水温は、実際に測ってみた方の情報によれば平均25℃前後だったそうですので、理にかなった数字といえますね。
当社でメンテナンスさせて頂いている熱帯魚水槽も、ヒーターの水温設定はほとんどの場合、25℃にしています。
適正な水温の保ち方
ヒーターを適切な水温設定にしていても、日ごろから注意しておきたいポイントが2つあります。
(1)水槽の置いてある環境によって、水温が上がりすぎることがある(主に夏)
ヒーターは、水を温めることはできますが、冷ますことはできません。
室内が水槽の設定水温よりも暑い場合や、水槽に直接日光が当たったりすると、水温は上がってしまいます。
水槽は、気温の上下がはげしい窓の近くにはなるべく置かないようにしましょう。
室内が暑い場合は、あらかじめ水槽用の冷却ファンやクーラーなどの設置をしておくと、ある程度水温を下げることができます。
(2)ヒーターは、突然壊れることがある(主に秋~冬)
日中と朝晩とで急激に気温が上下する季節は、ヒーターが消耗し壊れやすいです。
(ヒーターのサーモスタット機能が何度もON/OFFを繰り返すため)
ヒーターの壊れ方によっては、いつまでも温めっぱなしになってしまうことも・・。(このままだとどうなるか、想像がつくと思います・・(ToT))
そのため、日ごろから水温計の確認やヒーターの点検を行うとよいです。
また、万が一壊れてしまった時のために、予備のヒーターを用意しておけば更に安心です。
お迎えした熱帯魚たちが快適に暮らせるよう、水温の管理はしっかりと行いたいですね。
水槽設置とメンテナンスで空間に潤いをお届けする、アクアクリエイトj チカでした!
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